こころとカラダを育む、土と人のつながり。
神石高原町では、有機農業を単に「野菜をつくる仕事」にとどめず、地域の未来や子どもたちの食育につなげる取り組みを行っています。
畑で汗を流す生産者の想いが食卓へ届き、子どもたちの「美味しい!」という笑顔が農家さんの力になる。そんな温かい循環を、土づくりから体験・食育まで幅広く広げています。
準備中
給食で育む!神石高原ランチ
地元の野菜を子どもたちへ
町内の小中学校へ、神石高原の豊かな自然で育った有機野菜を提供しています。「神石高原ランチ」と題した特別な給食の日には、地元産ならではのみずみずしさと自然の甘みをたっぷり味わってもらいます。食育を通じて本物の味と「食の大切さ」に触れることで、郷土への愛着と健康なカラダを育みます。
落ち葉がつなぐ循環の土づくり
山の恵みを学校の花壇や畑へ寄贈
神石高原の豊かな森から集めた落ち葉を活用し、時間をかけて高品質な腐植堆肥(落ち葉肥)を手作りしています。この堆肥を農地に散布して土壌を豊かにするだけでなく、町内の小学校へも配布。花壇づくりや畑での体験学習に役立ててもらい、地域の自然循環を身近に感じる機会を提供しています。
かたつむりの会 さつまいも掘り
泥んこになって楽しむ収穫体験!
「かたつむりの会」と連携し、毎年大好評のさつまいも掘り体験を開催しています。農薬を使わず元気に育ったお芋を、自分の手で土から掘り起こす体験は子どもたちにとって宝物。土の温もりや命の力強さに直接触れながら、生産者と地域のみなさんが笑顔で交流できる温かなイベントです。
科学の目で挑むこだわりの土
土壌分析から生まれる安心と味
感覚だけに頼らない持続可能な有機農業を目指し、定期的な「土壌分析(土壌検査)」を実施しています。土の中のミネラルバランスや微生物の環境を数値で把握し、必要な成分だけを補う適正な施肥を行うことで、病害虫に負けない健やかな土壌を形成。これが、いつでも高品質で安全な作物を収穫できる秘密です。
地域で集める!山の恵み
みんなで拾って未来の肥やしに
神石高原の豊かな森林で、「落ち葉収集」を行っています。道端に積もった落ち葉を集める作業は、作業道の「山手入れ」の役割も果たします。みんなの手で集めた大切な資源は、時間をかけてじっくり発酵させ、極上の有機堆肥へと生まれ変わります。
生物多様性調査
生きものが育てる美味しい作物
神石高原の豊かな自然を守るため、当協議会では農地や周辺環境の生物多様性調査を行っています。土壌微生物から昆虫、地域特有の生き物まで観察・記録し、農業が育む自然のサイクルを可視化。豊かな生態系と調和した「生きもの豊かなオーガニックなまちづくり」を、科学的視点と地域の皆様と共に進めています。
農を深める現地研修
現場で学び合う有機の技術
当協議会では、毎年会員のホ場を巡る現地研修会を開催しています。先輩農家のリアルな栽培現場を訪ね、土づくりや害虫対策、栽培の工夫を直接学び合います。現場の知恵を共有し、共に高品質な有機農業を目指す、温かく刺激的な学びと交流の場です。
竹で開く新しい農業
竹パウダーで挑む土づくり
地域資源である竹を活用した「竹パウダーたい肥」の研究・開発に取り組んでいます。竹の持つ乳酸菌の力で発酵を促し、土壌を活性化させる持続可能な土づくりを追求。放置竹林の解消と有機農業の発展を同時に目指す、神石高原ならではの未来に向けたエコな挑戦です。